○腕時計盗んだ疑い、観光ビザ入国の自称メキシコ人2人逮捕、民泊を拠点
観光ビザで入国し、高級時計などを盗んだとして、警視庁はいずれも自称メキシコ国籍の衣類販売業の男(41)とジムトレーナーの男(33)を住居侵入と窃盗の疑いで逮捕し、10日に発表した。2人とも黙秘しているという。
警視庁捜査3課によると、2人は10月19日午前8時半~午後7時半ごろ、東京都八王子市内の男性(57)宅に1階リビングの窓を壊して侵入し、「オメガ」の腕時計など12点(計約148万円相当)を盗んだ疑いがある。
2人は、それぞれ9月25日と10月2日に短期滞在ビザ(90日間)で入国。
2人が滞在していた東京都江戸川区内の民泊からは、盗品とみられる貴金属など433点が押収された。
同課は防犯カメラの映像などから、2人はほかに、関東など1都4県で9月25日以降に発生した60件の空き巣に関与した疑いがあるとみている。
民泊からはコロンビアに小包を送った伝票も押収。2人はコロンビアなまりといい、実際は、メキシコではなくコロンビア国籍の可能性もあるとみて調べているそうです。