高額療養費制度があっても医療保険が必要な理由
病気やけがの治療費が高額になっても、高額療養費制度を利用すれば、自己負担上限額を超えた部分のお金が戻ってきます。
この制度を利用すれば、民間の医療保険に加入しなくてもよいのでしょうか。
今回は高額療養費制度とは何か、制度の対象となるもの、ならないものなどを詳しく解説します。
医療保険に加入しようか悩んでいる人は、高額療養費制度の仕組みを正しく理解しましょう。
高額療養費制度とは、医療機関や薬局などの窓口で支払った金額が、1ヶ月の自己負担上限額を超えた場合に、超えた金額が還付される制度です。
ここでは、1ヶ月とは、1日~末日のことをいいます。
複数回の受診や、同じ世帯で暮らす人が受診した場合も、「世帯合算」ができます。ただし、同じ医療保険に加入している人に限るため、その点には気を付けてください。
また、過去12ヶ月以内に、3回以上利用して上限額に達した場合には、4回目から「多数回該当」となるため、上限額が下がる点に注意してください。
上限額は年齢や所得で変わる 高額療養費制度の自己負担上限額は、年齢や所得によって変わりますので注意してください。
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