政府は、全国のコンビニ店で新型コロナウイルスのワクチン接種証明書申請・交付ができるようにする方針を固めた。
7月下旬から一部地域で開始し、8月以降、全国のコンビニ店で利用可能とすることを目指している。
現在、コンビニ店では、店内に設置されている端末からマイナンバーカードを使用して、住民票の写しなどの証明書を取得できるようになっており、ワクチン接種証明書の申請・交付も、このシステムを活用する。
マイナンバーカードが必要だが、コンビニ店内の端末から申請交付できるようにする。
土日祝日でも申請できるようになるが、システム上、受付時間は午前6時半~午後11時とする予定だ。
新型コロナのワクチン接種証明書は予防接種法に基づき、昨年7月に導入された。緊急事態宣言の発令時などに、飲食店の利用やイベントに参加の際に提示を条件にすることなどで利用されてきた。
海外では、米国や韓国など112の国・地域(8日現在)で、証明書を提示すれば、入国時の防疫措置が緩和・免除されている。
ワクチン接種証明書は市区町村で交付していることから、平日に市区町村窓口に出向くか、郵送などで申し込みをしなければならなかった。
政府は昨年12月にワクチン接種を証明するスマートフォン向けアプリの運用を開始。電子証明書は24時間申請・交付できるようになっている。
ただ、スマートフォンを持たない人もいることや、海外では紙の証明書の提示を求められるケースもあるため、厚生労働省は自治体の窓口以外で休日でも交付できるなど、利便性を高めることを検討していくとのことです。
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