水道代節約の基本は「使い方」だと思います。
「水の垂れ流しはお金と資源の垂れ流し」と心得て、節水を基本的生活に取り入れましょう。
・洗面や歯磨きの時は出しっぱなしにしない
・皿を洗う時はタワー洗いで、水量は箸1本の太さを心掛ける
・トイレは大と小を使い分け、家族にもしっかり教える
・庭の水やりは、雨水や米のとぎ汁等を使う
・お風呂の残り湯活用
○使い方や家族構成以外で水道代が高くなる理由
水道代の増減の大きな理由は、「使い方」や「家族構成」で大きく違いますが、どんなに節水したつもりでも限界はあります。
その「使い方」や「家族構成」以外の理由をお伝えします。
○住む場所
水道代はまずは、住む地域によっても金額が大きく増減します。
水源が豊富で水質が良い地域は比較的安価になりやすく、水質が悪い地域であれば、高度な浄水処理施設にコストがかかり高くなりがちです。
さらに人口が少なくなると、浄水処理施設や水道管の維持などにかかる1人あたりのコストが割高になります。
阿蘇山のふもとにある熊本市の水道水は、100%地下水で賄っており、厚生省(現:厚生労働省)の「おいしい水」研究会において全国第3位に選ばれるほど評判です。
水道代の節約とは関係ないかもしれませんが、飲料水を別に購入する必要がない点など利点と言えます。
○家または水回りの設備の古さ
キッチン・風呂・トイレ・洗面台・洗濯機といった水回りの住宅設備や電化製品は、年々進化しています。
特に「省エネ」という面での進化は素晴らしく、新しいものほど、節水型になっています。
古い家でリフォームや買い替えをしていない場合と、新築やリフォーム・買い替えをした場合だと大きな差が生まれます。
使用頻度が高いものほど、省エネ性が問われます。東京都水道局「平成27年度 一般家庭水使用目的別実態調査」によると、家庭での水の使われ方は、風呂40%、トイレ21%、炊事18%、洗濯15%、洗面その他6%となっているそうです。
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