「屋外ではマスク着用は原則不要」ルールPRを加藤厚生労働相が行いました。
政府が示している、「屋外ではマスク着用は原則不要」のルールについて、加藤厚生労働大臣は、国民と共有できていないとして、様々な機会を通じて伝えていく考えを示しました。
新型コロナの感染対策としてのマスクの着用について、政府は、屋外では原則不要、屋内でも2メートルを目安に周りとの距離がとれ、会話をほとんど行わない場合には必要ないなどとするルールを示しています。
加藤厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で「政府が発信している今の時点におけるマスク着用の考え方は、必ずしも国民の皆さんと十分に共有できているとは言い難い状況だ」と述べました。
「地元の人と話すと『マスクを外していると世間の目がある』という話も聞く。自分でマスクを着けたいという人はいいが、マスク着用の必要がない状況があることをいろいろな機会にしっかりとPRしていかなければいけない」と述べました。
○世耕参院幹事長「厳しいルール緩和必要」
自民党の世耕参議院幹事長は、記者会見で「政府もマスクのあり方についてさらなる検討を行うと言っているので、それを待ちたいが、外国人観光客を受け入れる上では、日本の非常に厳しいルールを少し緩和していく必要があるのではないか」と述べたとのことです。
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