市販のアイスクリームの中でも、不動の人気を誇る「ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)」
コロナ禍においてもその勢いは衰えず、2021年12月期には過去最高の売上高528億円を記録した。
多くのアイスクリーム商品が市場にひしめく中、なぜ好調を維持できるのか。
専門家に意見を聞いてみました。
○1箱でいろんなフレーバーが楽しめるアソートボックス
コロナ禍という厳しい市況の中でも過去最高売上を達成できた要因について伺うと、「コロナ禍で増えた巣ごもり消費が加速し、家でアイスクリームを食べる機会が増えたのが大きい」と専門家は話す。
「2020年のコロナ禍に入った初期は、先行き不透明な社会情勢の影響から、消費者の生活防衛意識が働き、嗜好品は二の次でマスクや除菌スプレーを買い求めていたため、厳しい状況でした。
そこから『ステイホーム』が叫ばれ、まとめ買い需要やプチ贅沢志向の高まりからハーゲンダッツのアソートタイプの売上がコロナ禍以前よりも伸長しました。また、テレワークの常態化によって『バー』や『クリスピーサンド』といったワンハンドで食べられる商品のニーズも高まりました」とのことです。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊