家を建てる時に起こりがちな、施工ミスは以下の2か所です。
・浴室のカウンターの色が違った
・水道のメーター器(量水器)の位置と、屋外の立水栓の蛇口の高さが間違っていた
○浴室のカウンターの変更が伝わっていなかった
浴室のカウンターの色については、決定後、実際に工事が始まってから、修正を行うことが原因です。
その指示が伝わっていなかったことによる施工ミスです。
実際に現場に出向き確認したところ、現場では図面の指示どおりに施工されていました。
打ち合わせで確認した内容が、現場に伝わっていなかったという、単なる確認不足によるミスです。
この件は、変更をお願いしたときの打ち合わせ記録があれば、スムーズに修正できます。
○水道のメーター器のミスの原因は、県外の業者による認識不足
水道のメーター器(量水器)の位置や立水栓の施工ミスの原因は、宅内側の屋外給排水を担当した業者が、県外の温暖地の業者だったことによる認識不足の場合が多いです。
それに加えて、複数の現場をかかえる工務担当者の指示不足によるものです。
積雪寒冷地である家の場合は、冬場の検針で水道のメーター器(量水器)が雪で埋もれないように、軒下など雪が積もらない場所への設置が規定されています。
また、屋外立水栓については、冬場の凍結防止のため寒冷地用の蛇口(水道の蛇口に固定コマという部品が使われた蛇口)を使うはずですが、一般地用の蛇口が使われてしまうこともあります。
これらはどちらかというと、現場で起こるミスが技術的なものというよりも、単なる確認不足。
技術的要因以外の原因であることがわかります。
なので、途中で修正したことがちゃんと現場に伝わっているかという、技術的要因以外の部分を確認するだけで、施工ミスはかなり減ると思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。