◎ガスと電気を併用している家庭の場合
経済産業省が発行している「実践!おうちで省エネ」によれば、
食洗機と手洗いの年間にかかる光熱費を比較すると、食洗機のほうが、7949円ほど節約になることが分かりました。
・手洗いの場合:ガスの年間使用量81.62立方メートル+水道年間使用量47.45立方メートル=約3万740円
・食洗機の場合:電気の年間使用量525.20キロワットアワー+水道年間使用量10.80立方メートル=約2万2791円
※給湯器(40度)、
使用水量65リットル/回の手洗いの場合と、給水接続タイプで標準モードに設定した食洗器、共に2回/日の比較(自宅でほぼ毎日食事をする一般的な4人家族の場合) 食洗機は、食洗機内にお湯をためて、循環させることで、洗いとすすぎの工程を行うために水量が少なく、節約が実現します。
食洗機に使う電気と水を比べると、特に水の使用量が少なく済んでいることが分かります。
◎オール電化の家庭の場合
オール電化の家庭の場合は、使用している機器によって、料金が大きく異なります。
まず、電気温水器について説明します。
「実践!おうちで省エネ」によると、お湯を沸かして手洗いする場合は、通常の電気料金プランでは、一般的なガス給湯器の料金よりも1.3倍ほど高く設定されているため、電気温水器のほうが割高になります。
エコキュートの場合は、1リットルあたりのお湯を沸かすときの電気料金が、ガス給湯器の3分の1程度になります。
ただし、設定湯張り量がマッチしていないと、沸かしたお湯が無駄になったり、追加で沸騰させたりしなければなりません。
そのため、設定の湯量さえマッチしていれば、手洗いは節約につながり、電気料金の安い夜間に食洗機を使用することで、コストを安くできると思います。
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