コストコといえばテレビや雑誌でもたびたび特集が組まれる人気の倉庫型小売店です。
ただ、年会費4,840円(日本の個人会員)で会員登録しなければ入店できないため、友人間などで会員カードの貸し借りが行なわれることもあります。
そんな状況を受け、同社は先日「カードの共有を厳しくチェックする」方針を発表しました。
今後はレジでの身分証明書提示が強化されることになります。
新たに改定されたポリシーがいつ開始されるか未定ですが、会員カードを貸したり借りたりすると、今まで以上に厳しいチェックが敷かれ、レジで追い返されることになってしまうかもしれません。
コストコではこれまでも入店時や買い物時に会員カードの提示を求められていました。
裏側には顔写真も載っていますので、そもそもチェックは厳しめなのです。
しかし、新ポリシー実施後はそのカードで写真が確認できない場合などは、写真付き身分証明書の提示も必要になるとのことです。
◎年会費があるから低価格が維持できる
もちろん、現状でも会員カードの貸し借りは認められていません。
同社の広報担当者は以下のコメントを寄せています。
「コストコの会員規約には、会員カードは譲渡できないと明記されています。
セルフサービスレジを拡大して以来、非会員の方が他人の会員カードを使用するケースが見られます。
コストコが可能な限り低価格を維持できるのは、会員の年会費によって運営経費が相殺されているからです。
非会員が会員と同じ特典や価格を教授することは正しいことだとは思いません」
正しく利用するモラルが利用する側にも必要だと、私も思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。