エアコンをつけながら窓を開けると電気代が1日当たり、なんと約41円アップします!
ある調査会社が真夏の7~19時までエアコンをつけっぱなし、設定温度は26度(実験日の最高気温は約34~35度)、風量は自動という条件で消費電力の実験を行いました。
30分に1回、5分ほど窓を開けて換気した場合としない場合でどの程度消費電力が違うのか、その結果を参考に見てみましょう。
◎5分程度の窓開けでも消費電力が約1.5kWh増
前述したダイキン工業株式会社の実験によると、30分に1回5分程度の窓開けによる換気をしただけで1日当たりの消費電力が約1.5kWh増えることがわかりました。
これは、電気代の目安単価31円で計算すると約46.5円高くなるということになります。
1か月(30日間と設定)当たりでは1395円も電気代が増えることになります。
この金額はあくまでも7~19時までの12時間ほど、30分に1回、5分ほど窓を開けた場合です。
もし24時間冷房をつけっぱなしで、ずっと窓を開けていた場合はこの金額以上の電気代アップになってしまう可能性が高いです。
◎窓を開ける場合はエアコンつけっぱなしのほうが消費電力は少ない
消費電力が上がるのであれば、まめにエアコンを消したほうがよいのかという疑問がわくかもしれません。
同社が同じ条件で窓開け換気を行った際、こまめに電源をオン・オフした場合とつけっぱなしにしていた場合で消費電力をチェックしました。
結果、まめにオン・オフするよりも、つけっぱなしのほうが消費電力は1.69kWh少なく、電気代を抑えられることがわかりました✨