「FIRE」とは、Financial Independence、Retire Earlyの頭文字による言葉。
経済的自立と、早期退職を組み合わせ、仕事を早期に辞め、資産運用などの不労所得で生活していくことを指します。
人は本当に「FIRE」することで幸せになれるのでしょうか。 ある調査会社の調査によると、 幸せになれる派は59.4%、幸せになれない派は40.6%と、やや幸せになれると思う人の割合が優勢となりました。
確かに、資産運用で莫大な富を手にして、仕事をしなくていい悠々自適な生活は一見憧れですよね。
しかし、どうやら一概に「幸せになれる!」とは断言できないようで。
その理由を見ていきましょう。
「FIRE」で幸せになれないと思う派の様々な意見が寄せられました。
○幸せになれないと思う理由
退屈でつまらない日々になる。
「私自身、27歳くらいでセミFIRE状態になったが、ノイローゼになりそうなほどつまらなかった。また、友人知人でもFIREした人はいるが、決して楽しそうには見えない。情報商材やサロンなど自分のライフスタイルに憧れさせることによってそのノウハウを売る立場の人のポジショントークを除くと、FIREで幸せになったと言う話は私は聞いたことがない。 人間は「何もしなくてもいい」状態や「したいことはあるが、今すぐでなくていつでもできる」状態では本当に何もしなくなり、何もしない生活は本当に生きている価値がないことに気づいた。
今は、現役であることのしんどさや苦労はあるが、FIREを経験した者からすると、そのしんどさや苦労さえありがたく感じる。 私の場合はFIRE状態が1~2年程度だったので元の世界に戻れたが、この期間が長いと、現役にはなかなか戻れない。
現場感を無くしたFIRE者は現役社会が受け入れてくれないのだ。
むやみにFIREブームに乗せられるのではなく、本当にFIREして3~4年経っており、情報商材やサロンをやっていない人を見つけて話を聞いた方が良い。
つまらなそうだなって思います。別に働くことが好きではないけど、嫌なのをガマンしているわけでもないから。FIREに憧れる人って、嫌なことをガマンして仕事をしてるんだろうから、まずは今の仕事を変えてみたら、と思う。やってみたいけどやれてないことがいっぱいあるから、タダでお金だけ入ってくるんならやってみたかったことがし放題だから最高だなとも思うけど。
とのご意見でした。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました。