生活習慣、ライフスタイルによる寿命の話

ライフスタイルを改善すればどのくらい寿命が延びるのか、ある研究チームが調査結果を発表しました。

研究チームは、40歳から79歳までの日本人約4万6000人の健康診断と死亡診断のデータを分析しました。

分析の結果、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を3つ以上持っていても、禁煙や運動などで生活習慣を大きく改善すると、50歳で8.7年、65歳で7.2年、80歳で3.8年の寿命が延びることが示されました。

生活習慣病を多く持っている人ほど、その効果が高いということです。

ライフスタイルと死亡リスクとの関係性は30年以上前から知られていましたが、その改善が何歳まで長生きに効果があるかは明らかになっていませんでした。

高齢だとしても、健康じゃないという状態の人でも、決して諦めずにライフスタイルを明日から変えていけば大丈夫だそうです。

研究チームは、生活習慣病の治療を受けた上で、ライフスタイルの改善に取り組んでほしいと話していました。

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