2022年5月からiDeCoに加入できる年齢が拡大されました。
今まで加入は60歳未満でしたが、5月からは65歳未満まで加入できるようになりました。
今まで通り60歳まで加入して、60歳から受け取ることも可能です。 これにより、60歳以上で働いている人、勤めていなくても国民保険に任意加入している人は、iDeCoで65歳まで積立(拠出)ができるようになります。
60歳以降も働く人にとっては積立期間が長くなり、60歳以上でもすぐに受け取る必要のない人は、運用期間を5年間長くすることができるようにもなったのです(4月に受け取り開始年齢も75歳まで拡大)。
また、iDeCoは加入期間が10年に満たない場合、受け取ることができる年齢が60歳以降になる特徴があります。
54歳でスタートした人は63歳から受給が可能になりますが、60歳以降は積み立てもできず待つことしかできない形になっていました。
しかし、これからは60歳以降も積み立てを続けられるようになります。もし継続して働いていて、お金は先に残したいと考えるのであれば、積み立てを続けることもできる環境になったのです。
60歳以降で新規に加入した人は5年を経過すると受給ができるようになります。 積立期間が短く、あまり貯まらないのではと思っていた人にとって、門戸が広がった形です。