光熱費が上がっているので、何かいい節約方法が知りたい、と思っている人は多いはず。
そこで今回は、ガス給湯器に注目。「つけっぱなし」と「都度消し」、はたしてどちらの方が料金を節約できるのか、ご紹介します。
○なぜガス給湯器に「電気代」がかかるのか。
実は、ガス給湯器にはガス代の他に電気代もかかっています。
ガス給湯器は、電気で火花を起こしてガスに着火しています。
電気の力で着火したガスが、水を温めている、というわけです。
この他にも、タイマーや温度調節、お湯張りなど、便利な機能には電気が必要不可欠です。
またガス給湯器は、24時間365日いつでも蛇口をひねればすぐにお湯を出せるようにスタンバイしています。
そのためコンセントに繋がっている限りは、使用していないときでも「待機電力」が発生しているのです。
■ガス給湯器は「都度消し」がお得です。
ガス給湯器は「つけっぱなし」よりも「都度消し」の方が光熱費の節約に繋がります。
資源エネルギー庁が発表した「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業報告書概要」によると、給湯機器の待機電力は、おおむね2~3キロワット。都度消しを行えば、その分、電気代が節約できます。
また、ガス給湯器の電源をオンにしていると、蛇口をひねるたびにガス給湯器は着火しようとするので、その都度ガス代が発生します。
その点都度消しなら、いくら蛇口をひねっても、電源をオフにしている間はガス代が発生しません。
■都度消しの注意点
ガス給湯器の都度消しを行う場合、コンセントは絶対抜いてはいけません。
コンセントを抜いてしまうと、凍結防止機能が効かなくなってしまいます。
特に冬場は、凍結防止機能が作動しないと給湯器内部の水が凍って管が破裂してしまう可能性もあります。都度消しはあくまでも電源オフだけに留めた方が良いと思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊