住宅ローンの借入可能額は年収の7倍・返済負担率は年収の3割
住宅ローンの借入可能額は金融機関によって若干異なりますが、一般的には年収の7倍が基準となっています。
例えば、年収600万円の場合の借入可能額は4200万円ということになります。
返済負担率とは、住宅ローンの年間返済額が年収に占める割合のことをいいます。
一般的には3割が基準となっており、金融機関によっては4割でも融資する場合があります。
返済負担率3割を計算してみましょう。例えば、年収600万円の場合では、住宅ローンの返済額が年間180万円になるということになります。
月にすると15万円です。
ちなみに、年収600万円で返済負担率が4割になると、返済額は年間240万円、月20万円です。
○借入可能額で借りてはいけない理由
住宅ローンを組もうと悩む世代は30代~40代前半が最も多く、子どもがいない、または子どもが小さい家庭が多いです。長い人生のうちで、そこまでお金がかからない時期にあたります。
現在の住宅ローンは35年で組むのが一般的となっており、商品によっては50年ローンまであるほど。
長期間で住宅ローンを組めるということは、月々の返済負担が軽くなり、借入総額も大きくできるというメリットはありますが、その分、住宅ローンの借入額を決める際には、この先に起こり得ることを加味する必要があります。
借入時点での経済力と生活費だけではなく、失業や転職、入院、子どもの習い事、進学費用、親の介護費用など、あらゆる可能性を考慮した方が良いと思います。
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