少し前に「爆買い」という言葉が流行ったように、日本に訪れる「富裕層」もかなり多くいます。
「資産1億円以上をもつ富裕層」は日本にどれくらいいるのか。
観光庁によるとコロナ禍前の2019年には日本に来る外国人観光客は年間2800万人を超え、中には一度の旅行で100万円以上使う富裕層もおり、今年度は富裕層の誘致のためにモデルとなる観光地を10カ所選び、地域の観光戦略を集中的に支援すると各種メディアで報じられました。
このように富裕層といえば豪快な暮らしをする印象がある一方で、「使うところは使い、使わないところは徹底して使わない」と決め、質素な暮らしに満足する富裕層もたくさんいます。
そこで今回は、富裕層の方が行っている節約ポイントについて、富裕層の特徴とともにお伝えしていきます。
資産1億円以上。日本に富裕層はどれくらいいるのか
まずは日本における富裕層の割合から見ていきましょう。
単純に「富裕層」とは言っても感じ方は人それぞれなため、野村総合研究所が公表している「マーケットの分類」を参考にして、富裕層についてみていきましょう。
マーケットの分類(世帯の純金融資産保有額)
・超富裕層(5億円以上):8万7000世帯/97兆円
・富裕層(1億円以上5億円未満):124万世帯/236兆円
・準富裕層(5000万円以上1億円未満):341万8000世帯/255兆円
・アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):712万1000世帯/310兆円
・マス層(3000万円未満):4215万7000世帯/656兆円 純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」、5億円以上の「超富裕層」を合わせると132万7000世帯となりました。
つまり、資産1億円以上の世帯の割合は以下のようになります。
・132万7000世帯 ÷ 5402万3000世帯 = 2.45% 資産1億円以上の世帯の割合は、およそ50世帯に1世帯といえます。
そんな富裕層の方ですが、実は冒頭でも触れたように「節約家」の一面をもっている方が多く、非常にメリハリのあるお金の使い方を普段からしているとのことです。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊