洗面台が汚れる原因
汚れるような色のついたものを流してはいないはずなのに、いつの間にか洗面台が黒ずんでいる。
しかも、普通の洗剤ではなかなか落ちにくい。それはなぜでしょうか?答えは、汚れる要因はひとつではないからです。
洗面台が汚れる主な要因は以下の3つです。
・皮脂によるもの
・水垢によるもの
・石けんカスによるもの
さらに、これらが合わさることによって、黒ずみとなったり固まったガンコな汚れとなったりしていきます。
それぞれの汚れがどのようなものかを説明していきますね。
○皮脂によるもの
洗面台は、家族全員の手が必ず触れる場所です。
手がよく触れる場所ということは、その分手垢もつきやすい所と言えます。
特に蛇口近辺などは気になりますよね。手で触ることによって付着する皮脂汚れを放置し、そこへホコリなどが混じると、さらにガンコな汚れになります。
それが、パッと見ただけでも「明らかに汚れているな」と感じる黒ずみ汚れになりますよ。
○水垢によるもの
皮脂は茶色っぽい汚れですが、水垢は白い汚れです。水道水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれていますよね。
洗面台についた水道水を拭き取らずそのままにしておいても、やがて乾いて蒸発します。それで問題はないような気がしますが、水道水が蒸発する際、ミネラル分が二酸化炭素や酸素と反応すると白い塊となり、それが水垢となってしまうのです。
○石けんカスによるもの
石けんカスも、洗面台の汚れの原因となります。
石けんには、脂肪酸ナトリウムという成分が含まれています。これが、水道水に含まれるカルシウムと反応すると、固くこびりつき、塊汚れに変化してしまうのです。
石けんカスと水垢が一緒になれば、黄ばみや黒ずみ汚れの原因になるので要注意です。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊