新型コロナ感染をきっかけに起こる頭痛の中には、さまざまなタイプがあり、持続性として扱うべき頭痛が存在する。
このタイプは、数日から数週間、長い場合は数か月間にわたって痛みが続く。
専門家によれば、
これは「新規発症持続性連日性頭痛」(NDPH)と呼ばれる、主にウイルス感染、医療処置、ストレスのかかる出来事、飛行機での移動などが引き金となって長期間続く頭痛によく似ているという。
NDPHの場合、正式な診断が下るのは症状が90日間継続してからだが、医師はそれ以前に見極めることが多く、早めに治療を開始することもあるという。
2022年2月15日付けで医学誌「Cephalalgia」に発表された、新型コロナ患者905人を9か月間調べ続けた研究では、頭痛の継続期間は中央値で14日間だったが、急性期に頭痛があった患者の19%は3か月後、16%は9か月後にもまだ頭痛が続いていた。
急性期に頭痛がひどかった人ほど、継続期間が長くなる傾向にあったということです。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。