ある調査会社が発表した、「2022年冬季ボーナス予測」によれば、民間企業(事業所規模5人以上)での2022年冬の1人当たりのボーナス支給額は、前年比で1.2%増加の見通しとなっています。
昨年冬の民間企業のボーナスは平均で38万787円となっていることから、今年は38万5538円前後と想定されます。
一般的にボーナス支給額のベースとなる給与は、前年度の業績が反映されることが多いのですが、コロナ禍からの回復局面であった2021年度の業績の改善を踏まえ、前年比1.25%の上昇が見込まれています。
ボーナスを給与の何か月分とするか、支給額を算出する際に給与に乗じる支給月数については、昨年冬(1.10ヶ月)から横ばいの見通しとなっているため、ボーナス支給額は前年比1.2%の増加になると予測されています。
冬季ボーナスは昨年(前年比0.1%増)に引き続き、2年連続で増加する予測となっていますが、新型コロナウイルスの影響は依然として続いており、まだまだコロナ禍前の水準には至らない見込みとなっています。
○公務員の冬のボーナスの見通しは?
2022年の公務員(国家公務員、地方公務員)の冬季ボーナスについて、予測では、昨年冬から1.1%増加して、74万525円ほどになる見込みです。
公務員は一般的に民間企業より、基本給が低いことか多いため、ボーナスは高めに支給されています。
公務員のボーナスが増加すると予測される理由には、2022年度の人事院勧告における国家公務員の月給、およびボーナスの算定基準が引き上げられたことが挙げられます。
また、地方公務員の給与も国家公務員に準じることが多いため、公務員全体でのボーナス増加の予測につながっているとのことです。
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