地方公務員の平均給与はいくらなのでしょうか?
地方公務員の平均給与を、ある調査会社の調査結果からみていきましょう。
なお、この調査は「都道府県、指定都市、市、町村、特別区及び特定地方独立行政法人」を対象としておこなわれました。
■平均給料 職種別にみると、
一般行政職(いわゆる窓口勤めの方)が316,993円、
技能労務職が313,801円、
高等学校教育職が372,405円、
小・中学校教育職が353,398円、
警察職が323,548円となっています。
一般行政職で35年以上働く職員の「経験年数別平均給料月額」を学歴別にみると、
大学卒では、
指定都市が441,696円と最も高く、
次いで都道府県が424,532円、
市が422,163円、
特別区が417,442円、
町村が397,445円。
高校卒は、
市が401,831円と最も高く、
次いで指定都市が400,068円、
都道府県が396,398円、
町村が392,388円、
特別区が391,383円となっています。
■平均諸手当 全地方公共団体の職員に対して支給される諸手当の平均月額(期末手当、勤勉手当、寒冷地手当など)は、
全職種で84,100円であり、
平均給与月額412,070円に占める割合は、20.4%となっています。
なお職種別に平均諸手当をみると、
警察職が29.1%(平均諸手当月額133,024円)、
消防職が23.7%(同93,496円)とそれぞれ高く、
以下一般行政職が20.9%(同83,867円)、
技能労務職が16.1%(同60,138円)となっています。
ただし、知人によると平均給与や手当ては高年齢層が相当引き上げており、若手~中堅公務員は平均給与等にまったく達しておらず、苦い思いをしていると聞きました。
余談でしたが、こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊