○眠るのに最も不適切な時間帯とは?
専門家によると、一日のうちで、人間が眠るのに最も不向きとされている時間帯があります。
それが「睡眠の2~4時間前」。
0時に寝る人ならば、20~22時の2時間です。
この時間帯は、帰りの電車の中でウトウト……という人も多いのではないでしょうか。
しかし、絶対に寝てはいけません。
肝心の夜に眠れなくなったり、夜の睡眠の質を大きく落としてしまうおそれがあるからです。
人間の体は体温が高くなると活動的になり、低くなると動きが鈍くなるという性質があります。
体温が下がっている時間帯に眠るのが一番自然なのです。
○「入眠の2~4時間前」に眠くなるのは睡眠不足が原因
しかし、「睡眠の2~4時間前」は、一日のうちで最も体温が高い時間帯。
仕事の疲れや電車の揺れの心地よさにまかせて眠ってしまうと、体内時計のリズムに狂いが生じてしまいます。
結果として、入眠してから180分の間に目覚めてしまうことが多くなるなど、睡眠の質の低下を招きます。
そもそも、体温が高く眠りづらいはずのこの時間に眠くなるのは、日ごろからの睡眠不足が原因です。
もしもこの時間帯に眠気に襲われてしまったら、ぐっと我慢して、スマートフォンでメールをチェックしたり、ニュースをチェックしたりして、眠気を吹き飛ばし、適切な時間帯に眠りにつくように心掛けた方が良いとのことです。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました。