今回は乳幼児期から、「甘いもの」を習慣化するリスクの話です!
専門家によると、乳幼児期から甘いものを食べることが習慣化していると、大人になってからタバコ、アルコール、ドラッグなどへの依存リスクが高まることがわかっています。
糖の摂りすぎは皮膚(ニキビ)、脳(気分障害、情緒障害、学習能力の低下、集中力低下)、消化器(脂肪肝)など、全身に影響を及ぼします。
脳を萎縮させ、脳機能を低下させることも研究報告されています。
甘いものは、食べれば食べるほど欲しくなる
私たちの脳には、欲求が満たされると幸福を感じる報酬系という回路があります。
報酬系は糖が入ってくるたびに、糖の満足する値が上がっていくので、上限なくいくらでも欲しいと感じるようになります。
日常的に甘いものを口にする習慣がある場合は、食べる頻度を下げ量を減らして、満足値を下げてあげましょう。
◎まずは少しずつ頻度を減らして下さい
甘いものを摂らないようにするには、お菓子など糖分の高そうなものを「見ない、買わない、持ち込まない」ようにすることをおすすめしています。
もしもチョコレートやアイスクリームを毎日食べている場合は、まず回数を減らしましょう。
毎日ではなく、3日に1回、1週間に1回、とだんだん減らしていきます。
そして、食品棚や冷蔵庫、冷凍庫に保管しないようにします。
おやつをさつまいも、かぼちゃ、くだもの、ナッツ、豆類、するめ、酢昆布などに変えるほか、習い事や遊びといったことで報酬系を刺激するのも良いと思います♪