プーチン大統領による、ロシア大統領府の発表によると、プーチン大統領は4日、ドイツのショルツ首相との電話会談で、ウクライナとの停戦に向けて、同国東部の親露派武装集団の支配地域を拡大させて「主権」を承認するという要求を明言した。
2014年にウクライナから一方的に「独立」宣言した親露派の支配地域は東部ドネツク、ルガンスク両州の一部のみだった。
プーチン氏は両州全域で親露派の主権を認めることを条件として明示し、要求をつり上げた。
ロシア国防省によると、親露派は露軍の支援を受け、制圧地域を広げている。
プーチン氏はショルツ氏に、ウクライナの「非武装化」と「中立化」、14年にロシアが併合した南部クリミアでの主権承認などを求める立場も、改めて示した。
ロシアの全ての要求が実現するという条件下なら、ウクライナ側との対話にはオープンだ、と強調しています。
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