上昇傾向が続いていた大手銀行の住宅ローンの固定金利が一部、引き下げられました。
大手銀行3行は、10年固定の住宅ローンについて、8月から適用する基準となる金利を引き下げました。
三菱UFJ銀行が7月の3.69%から3.64%に、三井住友銀行が3.69%から3.63%に、みずほ銀行が3.15%から3.05%にそれぞれ引き下げました。
10年固定の住宅ローンを巡ってはメガバンク各行は、7月は軒並み上昇しましたが、8月分は一転してそろって低下する形となりました。 これは今年に入り上昇基調だった長期金利が日銀による強力な金融緩和により上限が抑えられていることなどが影響しているとみられています。
一方、住宅を購入する人の多くが利用している変動金利については低い水準のまま変更はなく高値が続く首都圏マンションの販売などへの影響は限定的とみられます。
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