異常気象とは、気候が過去の平均的な状態と比べて大きく偏った気象のことです。
特定の地域・場所において30年に1回以下の頻度で発生する気象状況です。
長期間続く干ばつや極端な冷夏、暖冬なども含まれます。
○異常気象の原因は地球温暖化
近年の猛暑や豪雨などの異常気象は、温室効果ガス排出量の増加に伴う地球温暖化が原因のひとつと考えられています。
たとえば、地球の平均気温が上昇すると、海や地面から蒸発する水分が増加します。
具体的には、気温が1度上がると水蒸気の量が約7%増えるといわれています。
水蒸気の量が増えると大雨の雨量も増加し、豪雨の発生につながるのです。
このように、地球温暖化は異常気象を引き起こす原因の一つとされています。
温室効果ガスとは、二酸化炭素やメタン、フロンガスなどのことです。
特に地球温暖化への影響が大きいとされているのが二酸化炭素で、石油や石炭を消費することで大気中に大量に放出されてしまいます。
ある調査機関によると、温室効果ガスの排出量のうち、二酸化炭素が75%以上の割合を占め、最も多くなっているとのことです。
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