新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の既往歴がある0~17歳の子どもは、既往歴のない場合に比べて、急性肺血栓塞栓症や心筋炎・心筋症、静脈血栓塞栓症などの発症リスクが有意に高いことがわかりました。
米CDCのCOVID-19 Emergency Response Teamが検討したもので、詳細が2022年8月発行のMorbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)で公表された。
研究チームは健康保険のデータを用いて、COVID-19と確定した0~17歳の78万1419人の米国の子ども(COVID-19既往群)と、COVID-19に罹患したことがない234万4257人の米国の子ども(COVID-19非既往群)を比較。
調査期間は、2020年3月1日から2022年1月31日まで(追跡期間30~365日)。
解析の結果、COVID-19既往群の方がCOVID-19非既往群に比べて、有意に発症リスクが高くなっていたということです。
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