年金受給額の一般的な金額は夫婦は月額220,496円
物価高の天井が見えず、日に日に生活が苦しくなっていく現在。
物価高以上に給与が上がればなんの問題はないのですが、今のところ、そのような流れは一部に留まり、しばらくは辛抱しなければならないようです。
そのような状況は給与のある現役世代だけでなく、年金が頼りの高齢者も同様。年金受給者の半数は収入のすべてが公的年金という状況ですから、急激な物価高に不安も増すばかりです。
厚生労働省によれば、老齢厚生年金加入者の受給額は、平均月146,145円で、
前年から月17円の減少。
また、一般的な夫婦の年金額は月額220,496円で、前年から月228円の減少でした。
厚生労働省の調査によると、
【年金モデル額の推移】
2016年度:221,504円 2017年度:221,277円
2018年度:221,277円 2019年度:221,504円
2020年度:220,724円 2021年度:220,496円
※2016~2019年:夫が平均的収入(平均標準報酬額(賞与含む月額換算)42.8万円で40年間就業し、妻がその期間全て専業主婦であった世帯が受け取り始める場合の額、
2020~2021年:平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む額換算)43.9万円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準
年によって多少の上下はあるものの、年金受給額は減額のトレンドにあるといえるでしょう。
そのような中での物価高。
それに伴い、年金受給額も増額するというのは期待できそうもありませんから、やはり年金頼りの高齢者は節約が大切になると思います。
こちらからは以上ですお読みいただき、ありがとうございました。