◆事例1:パート年収が103万円の場合
まずは、パート年収が103万円の場合です。所得控除は基礎控除のみとします。
●所得税の計算
・103万円(パート年収)-55万円(給与所得控除)-48万円(基礎控除)=0円
→所得税額0円
●住民税(所得割)の計算(税率10%と仮定、調整控除は考慮外)
・103万円(パート年収)-55万円(給与所得控除)-43万円(基礎控除)=5万円
・5万円×10%(税率)=5000円
→住民税額(所得割)5000円
◆事例2:給与年収が400万円の場合
続いて、給与年収が400万円の場合です。所得控除は社会保険料控除60万円、配偶者控除(最高額)と基礎控除、税額控除は住宅ローン控除限度額6万5000円がある想定です。
●所得税の計算(復興特別所得税は考慮外)
・400万円(給与年収)-124万円(給与所得控除)-60万円(社会保険料控除)-38万円(配偶者控除)-48万円(基礎控除)=130万円
・130万円×5%(税率)=6万5000円
・6万5000円-6万5000円(住宅ローン控除)=0円
→所得税額0円
●住民税(所得割)の計算(税率10%と仮定、調整控除は考慮外)
・400万円(給与年収)-124万円(給与所得控除)-60万円(社会保険料控除)-33万円(配偶者控除)-43万円(基礎控除)=140万円
・140万円×10%(税率)=14万円
・14万円-0円(住宅ローン控除)=14万円
→住民税額(所得割)14万円
🌟適用できる所得控除や税額控除は最大限に活用をした方が良いと思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊