政府がマイナンバーカードを普及させるために打ち出した政策である、マイナンバーカードを作った人に最大2万円分のポイントを付与する「マイナポイント」。
このポイントを得るためにカードを作った人は少なくないようです。
ネット上で、
「マイナンバーカード、持ち歩いていますか?」と投稿した「匿名希望」さんもその一人。
「ポイントがもらえるというので作りましたが、正直、そのポイントが何に使えるのか、カード自体、何に使えるのかもよくわかっていません。
マイナンバーカードは個人情報が満載のカードってイメージ。
財布には、運転免許証が入っているし、保険証として使うにも全部の病院に対応しているわけでもなさそうですし。
免許証や保険証どちらも紛失したら青ざめるほど大事なものですが、私の中でマイナンバーカードはより重要な、パスポートのような位置にあります」と語っていました。
「匿名希望」さんは当面、パスポートと同じように金庫代わりの鍵付きボックスに保管するそうですが、
ほかの人がどうしているのか気になって、「みなさん、マイナンバーカードを日常生活で使いますか? 持ち歩いてて便利と思うことはありますか?」と問いかけたそうです。
この投稿には、多数の反響があったとのことです。
“持ち歩く派”からはこんな声がありました。
「普通に財布に入れて持ってます。
カード自体にある個人情報は運転免許証と大差ありませんから。
私は運転免許を取得していないので、以前は住基カード(住民基本台帳カード)を持ち歩いていました。
マイナンバーカードにしたことで確定申告がスマートフォンでサクッとできるようになって、それなりにメリットは感じてます」
「運転免許証と扱いは一緒です。写真付き身分証明ってだけ。
マイナンバー(個人番号)が書いてありますが、ナンバーは勤め先にも伝えるようなものなので、それが一般の第三者に知られて困ることはまずないし、
カードは暗証番号がないと活用できないですよ」
などの声がありました。
また、常に携帯しているという年金生活者の方からは、こんな経験談もありました。
「ワクチン接種証明が必要だったこともあったのですが、マイナポータル(マイナンバーカードを使って様々な行政手続きができるオンライン窓口)から接種証明を取得していたのでスマホで証明できました。
妻もマイナンバーカードを取らせてあるんですが、足の手術で入院した際、高額医療費の限度額認定証の書類申請なども不要になりました。
マイナポータルとの連携でお薬手帳の代わりにもなるようです。
私たち夫婦の年金記録も見ることができます。
確定申告の時に医療費もマイナポータルから印刷して提出しました。
これからもっとできることが増えていくでしょうね」。
高齢者の中にも、マイナンバーカード持ち歩きについて、大変利便性が高いと感じている人はいるようです。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊