ロシアの侵攻を受けたウクライナ当局が、戦闘で拘束されて捕虜となったロシア軍の兵士らが「訓練だと言われていた」「(ロシア当局に)だまされた」などと語る映像を相次いでメディアで公開し、注目を集めている。
情報戦でロシア軍の士気を低下させたり、ロシア国内の厭戦ムードを高めたりする狙いがありそうだ。
映像の一つでは、迷彩柄の服を着て後ろ手に縛られたような体勢の5人の兵士が、順番に質問に答える形で「訓練だと聞かされていたが、前線に送り込まれた」「だまされて、見捨てられた」と述べた。
英メディアによると、兵士が「指揮官から平和維持部隊として行くと告げられた」「国境に整列させられ、夜間に突然越境した。拒否したら反逆罪に問われていただろう」と話す映像もある。
ワシントンで記者会見したウクライナ軍幹部は、捕虜となったロシア兵について、「19歳の若者もいる。全く訓練を受けておらず、装備もひどいものだ」と明らかにしています。
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