日本国債の利回りが上昇しています。
10年国債の利回りについて、金融緩和を目的に日銀が上限設定している0.25%を突破する勢いでしたので、これ以上金利が上がらないように日銀が抑え込んでいる(日本国債を買い入れて金利上昇を防いでいる)状態です。
10年より短い年限の国債に関しては日銀による金利誘導目標がないため、例えば8年ものや9年ものの国債は利回りが0.25%以上となっています。
結果として10年国債だけ金利が低いという現象が起きています。
通常、市場原理が働いているのであれば見られない現象であり、「日銀が市場を歪めている」「こんな状態でも金融緩和を続けるのか」などと騒ぎになっているそうです。
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