新型コロナ感染者の自宅などでの療養期間について、岸田総理大臣は6、短縮する方針を明らかにしました。
症状がある人は7日間に、無症状の人は、検査で陰性が確認されることを条件に5日間に短縮するということです。
感染後のウイルス検出の推移に関するデータのほか、新たな療養対応の注意点について専門家の意見をまとめました。
オミクロン株の「BA.1」に感染した患者でウイルスが何日間検出されるか、国立感染症研究所などが分析した結果では、症状があった人では今後、短縮される方針の療養期間が終わる8日目の時点では9%の人からウイルスが検出されたということです。
〇症状がある人は
8月開かれた厚生労働省の専門家会合に出された資料によりますと、症状がある人でウイルスが検出されたのは発症した日を「0日」として、7日目には17%、8日目には9%、9日目には4%となっていて、10日目には2%でほとんど検出されませんでした。
〇無症状の人は
一方、無症状の人でウイルスが検出されたのは検査で確認された日を「0日」として、5日目には18%、6日目には10%、7日目には6%、8日目には3%となっていて、9日目と10日目には1%でほとんど検出されませんでした。
療養期間について、症状ありは7日間、 無症状は5日間に短縮されるそうです。
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