健康保険料・厚生年金保険料の金額は、毎年1回、7月の「定時決定(算定基礎届)」で見直しをします。
そこで確定した保険料は、その後の9月1日から翌年8月末までが適用期間となります。 そのため、給料が20日締め、末日払いなどの当月払いの会社で勤務されている人は、9月の給与明細で手取り額を見たとき「いつもと違う、減った! (増えた! )」、となることがあるかもしれません。
今回は、給与から控除される健康保険・厚生年金の決まり方の簡単な説明です。
○毎年9月1日から、健康保険・厚生年金保険などが改定となる
健康保険、厚生年金保険、介護保険(40歳以上の方のみが対象)は、毎年9月1日に改定されます。実際の見直しは、その前の7月にある「定時決定(算定基礎届)」で行われます。
定時決定とは、直近の4月・5月・6月の給与や各種手当をもとに「標準報酬月額」を計算し、「算定基礎届」を年金事務所または健康保険組合へ提出することです。
定時決定で、その後9月1日から翌年8月末までの保険料が決まります。
9月分の給与が当月払いの人は、9月中に給与明細で変更後の保険料を確認することができます。
また、9月分の給与が9月締め翌月払いとなる人は、10月の給与明細で確認することができます。
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