片付かないキッチンの特徴1つ目は、キッチンで使うもののサイズの違和感です。
例えば、少人数の家族なのに、業務用の大きいボトル調味料をそろえているお宅がありました。
実際、とても収納に困っていました。
ボトルが重たくて使いにくいので小分けにすると、さらに収納場所が必要になります。
にも関わらず、なぜ業務用の大ボトルや一升瓶の調味料を買ってしまうのか、話を聞いてみると、節約のためだそうです。
個人的には、数百円の節約のために支払う代償(収納に関する出費や、日々のストレス)のほうが高くつくように感じますし、大量の調味料を使い切るまでに、鮮度が落ちたり酸化が進んだりすることも心配です。
「調味料」のほかにも「大皿」や、「大きなまな板」などの収納に困って、使いにくいキッチンになることがあります。
使いやすいキッチンのお宅は、必ず収納のことまで考えてサイズを選んでいます。
現状に合った違和感のないサイズを選ぶ意識が大事ですね。
特徴2つ目は出しっぱなしの量です。
片づいていないキッチンの特徴として、作業スペースにあらゆるものが出しっぱなしになっているということが多いです。
作業スペースというのは、まな板や食材などを置いて調理するスペース。
もともと構造的に作業スペースが狭い場合もありますが、みずから狭くしてしまっている場合もあります。
それは「よく使うものはすぐ手が届くように」という考え方によるものです。
考え方自体は素晴らしいのですが、「すぐ手が届くように収納する」と「すぐ手が届くように出しっぱなしにしておく」は別です。
「出しっぱなし」は作業スペースを奪うので、便利なようで、結局は使いにくいキッチンになるのです。
使ったものは一旦片づける、というルールを意識してみましょう。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊