節電や電気代節約というとまず「使っていない家電のプラグをコンセントから抜く」いわゆる「待機電力カット」を思いつきがちですが、果たしてこれは本当に効果があるのでしょうか。
私たちにできる賢い節電、電気代節約のために何を優先して対応すべきかについてご紹介します。
節電・電気代節約は2つのシーンで考える必要があります。
1. 需給バランスを保つために限定的に必要となる節電
東日本大震災の時の計画停電や、2022年3月に初めて発令された「電力需給ひっ迫警報」のときのように、多くの世帯の需給バランスを保つために限定的に必要となる節電。
2. 自分の家庭の支出を減らすために節電したい場合
家計の電気代を節約するために、継続的におこなうもの。
この2つのシーンによって、必要とされる行動内容が変わってくるのです。
1. 電力の需給バランスが崩れそうなときの節電方法
多くの世帯の消費電力が増えて、それに対する電力の供給が足りなくなりそうな場合です。このときに必要とされるのは、まず需要が増えて供給が足りなくなりそうな時間帯に、家庭での消費電力を少なくすることです。
その時間帯には、電力を消費するものを極力使わないようにします。とくに消費電力が大きいものは、時間帯をずらして使うようにしましょう。
時間帯をずらして使いやすいものは、
・炊飯器
・アイロン
・ドライヤー
・コードがついている掃除機
・電子レンジ
・湯沸かしポット
など。
また例えば、髪の毛のタオルドライを徹底的にして最後だけドライヤーを使うなど、使用時間を短くするといった工夫もできると思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊