○朝活のために、あえてホットコーヒーは飲まない
知人の起業家によると、朝のゴールデンタイムを活かすべく、早起きしたら、その瞬間から競争が始まっていると思ってくださいとのことです。
何の競争かというと、「集中力」がなくなるまでの競争です。
集中力というものは、起きたときが一番あり、徐々に切れていくものですから、起きた直後から勝負なのです。
その重要な時間を、ホットコーヒータイムで過ごすのはもったいない。
起きた直後の2時間と、昼間や夜の2時間では、時間の濃さが違う。集中力という「力」に差があるからです。
歯磨きのみ行い、シャワーを浴びて、髪を乾かすことも髭を剃ることもしないで、朝の支度を終えるのは8分程度。
あとはスーツに着替えるだけで朝の用意は終了です。
それもこれも、まだ集中力がピークである朝の時間を1分たりとも無駄にしたくないからです。
もちろん、朝の段取りは人それぞれあると思います。
鏡に向かって、笑顔の練習をするのが日課という営業職の方もいます。
マナー講師で、姿見の前で全身を入念にチェックすることを課しているという方もいるでしょう。
どんな用意の仕方でも良いのですが、ここでひとつだけお伝えしたいことがあります。
それは、温かい飲み物を飲んで落ち着かないこと。
朝活を定着させるテクニックのひとつは、「ホットコーヒーは飲まない」ことです。
朝の用意は、スピード第一です。温かいコーヒーでは戦えません。
あえて飲むなら、冷たいコーヒーで判断能力を研ぎ澄まし、目標達成の活動を行うのです。
もちろん、朝の目標達成の活動が終わってから、ゆっくりコーヒーを飲んで会社に行くのは良いと思います。
私は30年以上も、ずっと朝食を取っていません。
「あなたも朝食を抜け」と言っているわけではありません。
朝食は食べたほうが良いか、抜いたほうがいいかというのは、永遠の論争になっていますが、医者からの注意や指示がない限り、私は「自分の好きなほうを選べばよい」と考えています。
食べないほうが調子がよくて、頭も回転するのなら食べなければいいし、食べないと落ち着かないという人は食べればいい。
食べるにしても、食べないにしても、起きてすぐ温かい飲み物を飲みながら、ゆっくりソファに座ってくつろいでしまうと、そこで集中力が切れてしまうということです。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊