日本の長期金利(10年国債)も、米国長期金利の上昇につられて、年明けから上昇。2022年3月1日の金利は0.175%となっています。
とはいえ、日銀が金利誘導目標としているゼロ%±0.25%の範囲内です。
日銀は、物価上昇傾向の兆しがでてきたにもかかわらず、現在の政策を変更しないと明言しています。従って、米国長期金利ほどに大きな上昇はないと思われます。
変動金利は、auじぶん銀行が首位をキープしています。
諸費用などを加味した「実質金利」ベースで、本当に割安な住宅ローンを見ていきましょう。
調査した主要15銀行の今月の住宅ローン金利について、「変動金利(新規借入)」を引き上げたのが1行、引き下げた銀行はありませんでした。
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。
変動金利は現在の水準が継続と仮定。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。
変動金利は、もっとも利用者が多く、金利競争の主戦場となっています。
auじぶん銀行が独走状態で、PayPay銀行、みずほ銀行、SBIマネープラザが0.3%台の金利で追いかけています。
なお、auじぶん銀行で上記の金利が適用になるためには、au金利優遇割の適用を受ける必要があるため、誰でも利用できるわけではありません。
「au金利優遇割」は、「auモバイル優遇割(auの家族割プラスに加入していることなどが条件)」と「じぶんでんき優遇割(新電力・じぶんでんきへの加入などが条件)」をセットで利用することで、金利が0.1%割引となります。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊