住宅ローンの金利は、過去は横並びで決まっていましたが、金利の自由化が進み、各銀行がそれぞれ独自に金利を設定するようになりました。
その金利は、「基準金利+プレミアム」という構造になっていると考えられます。
いろいろな書籍や記事で、「変動金利の基準は短期プライムレート」と記述されているのを見たことがあると思います。
これは、多くの銀行で当てはまるのですが、もう少し正確に言うと次のようになります。 変動金利=「短期プライムレート」+「プレミアム」
この変動金利は、「店頭基準金利」を指し、以下、変動金利(基準金利)とします。
実際に融資される金利は「変動金利(適用金利)」といい、この変動金利(基準金利)から、優遇金利(割引のようなもの)を引いたものです。
住宅ローンの「プレミアム」とは、住宅ローンの粗利(経費なども含まれた利益で、売り上げから原価を引いたものに相当する)のようなものと考えて良いと思います。
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